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保険と賠償責任:事故が起きたときにホストが知っておくこと

保険と賠償責任:事故が起きたときにホストが知っておくこと

公開日:

2026.10.8

更新日:

2026.10.8

※この記事は、2026年10月8日時点の内容です。補償の内容は変わることがあります。最新の内容は、ainiケア制度のページで確認してください。

この記事のポイント

ainiケア制度は、体験に参加するゲストと、体験を提供するホストを守るための制度です。ゲストの傷害事故などが起きたときのお見舞金と、体験中の賠償事故の賠償補償で構成されています。

ホストの皆さまにおかれましては、万一の事故が起きたときの速やかな対応と、事故の収束への協力をお願いいたします。

体験開催前には、特に以下の3つの点を準備しておきましょう。

  1. 補償の内容と、補償の対象にならない場合を、確認しておきましょう。

  2. 事故が起きたときは、aini事務局へ連絡しましょう。ホスト、ゲスト、ボランティアなどが直接保険会社に連絡しても、保険会社は対応できません。

  3. ゲストが医療機関を受診した場合に備えて、レシートや領収書の控えを保管するよう、ゲストに伝えておきましょう。

⚠️ ホスト自身のケガ、ホストの私物の破損、自動車の運行に起因する事故は、補償の対象外です。

事故の事例

ainiケア制度の事故事例のページでは、賠償責任に関する事例として、次のものを紹介しています。

  • 体験中にゲストが熱中症で倒れ、ホストが安全配慮義務を問われた。

  • テントが飛ばされ、停車中の他人の車に傷がついた。

  • ホストが事前の確認を怠り、アレルギーのある食品を提供し、ゲストがショック症状になった。

  • ゲストがハチに刺され、ホストが管理義務を問われた。

屋外で体験を開催するホストは、事前にこの事例のページを読んでおきましょう。

ainiケア制度の内容

お見舞金(ゲストのケガや病気)

ゲストが体験中にケガをしたとき、または特定の病気になったときに、お見舞金が支払われます。特定の病気は、次の3つです。

  • 細菌性食中毒

  • 日射病・熱射病などの熱中症

  • 低体温症と脱水症

主な補償は、次のとおりです。

  • 死亡補償:1,000万円

  • 後遺障害補償:後遺障害の程度に応じて、100%から4%の割合で支払います。

  • 入院補償:入院1日につき5,000円

  • 手術補償:入院補償が支払われる場合に、手術の種類に応じて、入院補償の日額の10倍、20倍、40倍を支払います。1つの事故につき、1回の手術までです。

  • 通院補償:通院1日につき3,000円。90日分が限度です。

  • 死亡、後遺障害、入院、通院の補償には、180日という期間があります。入院と通院は、事故の日から180日以内の日数が対象です。

  • 地震や噴火などの自然災害(天災)によるゲストのケガも、お見舞金の対象です。

  • 災害補償規程の第3条では、「行事に参加中」とは、ゲストがホストの指定する場所に集合した時から、ホストの管理下を離れた時までと定めています。

賠償補償(ホストが負う賠償責任)

賠償補償は、次の場合に、被保険者が負う法律上の賠償責任を補償します。

  • ホストまたはainiの過失により、ゲストを含む第三者の身体や財物に損害が生じた場合

  • ゲストの行為により、ホストが法律上の賠償責任を負う場合

事故の解決に必要な争訟費用(弁護士費用など)も、支払われます。賠償補償の金額は、最大1億円です。

賠償補償の対象になる事例は、次のとおりです。

  • 預かっていたゲストの携帯電話を紛失した。

  • 誤って投げたボールが、隣家の窓ガラスを割った。

  • ラフティングの体験中に、誤って地元の漁師が設置した網を壊した。

⚠️ 賠償補償の一部の特約には、1万円の免責金額があります。免責金額は、ホストの自己負担になります。詳しい条件は、ainiケア制度のページで確認しておきましょう。

補償の対象にならない場合

次の場合は、補償の対象になりません。

ゲストのケガや病気(お見舞金)

  • ホスト自身のケガ

  • ゲスト本人の故意または重大な過失(災害補償規程 第12条)

  • 自殺行為、闘争行為、犯罪行為

  • 無資格運転中または酒酔い運転中の事故

  • オンライン体験中の事故

  • 麻薬、あへん、大麻、覚醒剤、シンナーなどの使用

  • 直前の12か月以内に医師の治療を受けた病気、または医師の処方で薬を飲んでいた病気と、医学的に因果関係のある急性心疾患、急性脳疾患、急性呼吸器疾患

ホストの賠償責任(賠償補償)

  • ホスト自身の私物の破損

  • 故意に発生させた事故

  • 自動車の運行に起因する事故(自動車保険の対象です)

  • 地震、噴火、津波、洪水などの天災による賠償責任

  • 特別な約定によって加重された賠償責任

  • 医療行為、マッサージなどの専門的職業行為に起因する賠償責任

  • 同じ世帯の人への賠償責任

事故事例のページでは、補償の対象にならない例として、次のものも紹介しています。

  • 靴擦れ

  • 事故が起きた日から180日を超えた入院(180日で打ち切りです)

  • ホストがゲストを車に乗せて移動している間に起きた事故

  • 地震で会場の備品が壊れた

💡 同様の事例であっても、事故が起きたときの状況によって、保険の適用外になることがあります。

事故が起きたときの手順

事故が起きたときは、次の手順で進めます。

  1. ホストは、事故の申し出を、ainiケア制度のページにある「事故報告をする」から行います。

  2. ホストは、賠償事故に発展しそうな事案が発生したときも、遅滞なく連絡します。

  3. ホストは、問題を解決するときは、保険会社と連絡を密に取り合います。

  4. 申し出の後、2週間以内に、保険会社から書類が郵送されます。書類は、保険金請求書と、医療機関の証明書です。

  5. 請求者は、医療機関の受診にかかったレシートや領収書の控えを、すべて保管します。補償額が10万円を超える場合は、診断書が必要です。

  6. ケガをした本人またはその保護者が、書類を提出します。

  7. お見舞金は、書類が全て整ってから1週間以内に、請求者の指定口座へ送金される予定です。事故の内容によっては、それ以上の時間がかかります。

⚠️ ainiケア制度は、株式会社ロコタビを契約者とする団体契約です。ホスト、ゲスト、ボランティアなどが直接保険会社に連絡しても、保険会社は対応できません。必ず、aini事務局へ連絡してください。

加入している保険会社は、Chubb損害保険株式会社です。

事故に備えておくこと

  • 事故が起きたときは、ケガや体調不良のゲストへの対応を、最優先にしましょう。必要な場合は、救急車を呼びましょう。

  • 事故報告のページを、すぐに開けるように、ブックマークしておきましょう。

  • 事故の日時、場所、状況、関係した人を、記録しておきましょう。

  • ゲストに、レシートや領収書の控えを保管するよう、伝えておきましょう。

利用規約で定めていること

利用規約では、次のように定めています。

  • ainiは、体験の取引の当事者ではありません(第14条第2項)。

  • ainiは、ホストが企画する体験が法令に適合することを、保証していません(第14条第4項)。

  • ホストとゲストの間、およびホストまたはゲストと第三者の間で生じた紛争について、ainiは責任を負いません。紛争は、当事者間で解決します(第14条第3項)。

  • ホストが禁止事項(第5条)を行った場合、ホストは、ainiが被った損害の賠償責任を負います(ホスト向け個別規定6)。

  • 禁止事項(第5条)には、旅行業法上必要な登録を得ずに、宿泊や運送を伴う体験を企画し、ゲストを募集する行為が含まれます。

体験が法令に適合しているかどうかは、ホスト自身で確認をお願いします。

ホスト向けチェックリスト

  • ainiケア制度のページを読み、補償の内容と、補償の対象にならない場合を確認しておきましょう。

  • 事故報告のページを、すぐに開けるようにしておきましょう。

  • ゲストが集合してから解散するまでの流れを、決めておきましょう。

  • ゲストの持病、アレルギー、体調について、事前に確認する項目を決めておきましょう。

  • 宿泊や運送を伴う体験を設定する場合は、利用規約の禁止事項(第5条)を確認しておきましょう。

  • ホスト自身のケガは補償の対象外です。ホスト自身の備えを検討しておきましょう。

迷ったとき

  • 補償の対象になるかどうかが分からないときは、aini事務局へ問い合わせましょう。

  • 法律上の責任があるかどうかは、事故の状況によって異なります。個別の判断が必要な場合は、弁護士などの専門家に相談しましょう。

  • この記事は、法的な助言ではありませんのであらかじめご了承ください。

参考リンク

aini 編集部

遊んで学べる体験プラットフォーム「aini」。編集部のメンバーが、トレンド情報や、ホストさん・ゲストさんに役立つ情報を発信していきます。

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